Interview ~ Yas Nomura 愛用弦紹介

最初から音が落ち着き易くて、かつそれがキープされるんですよ。安定性が高いから、数日間張り続けられるんです

 では、そんなロトサウンドの弦を人に勧めるとしたらどのように勧めますか?

 これまでにお伝えした通りのことを言いますね。実際にギターを教えている生徒さんの中にもロトサウンドに変えた人がいます。やっぱり1弦が2本付いているので(笑)。楽ですよね。使わなかった1弦はジッパー付きの袋に入れておいて、切れた時にすぐ張れるようにしています。

 なるほど…。

 あとロトサウンドはやっぱり、自分にとって音と安定性の高さが大きいですね。ツアーの時、毎日のようにライブがあっても俺は3~4日ごとにしか弦を張り替えないんです。張り立てだとチューニングも狂いやすいですし、張り立てのギラギラした音もあまり好きじゃないので。でももし、安定性がなくすぐに音が変わってしまうような弦を張ってしまうと、毎日張り替えないといけなくなるんですよね。そして毎日張り替えてしまうと、音作りに関しても弦を張ってすぐのギラギラした音に基準を合わせないといけなくなって、そのギラつきがなくなるとすぐに音も変わってしまう…。ですがロトサウンドの場合、最初から音が落ち着き易くて、かつそれがキープされるんですよ。安定性が高いから、数日間張り続けられるんです。それ以上張り続けても良いんですけど、一応リスクをなくすために、大体3~4日で張り替えているっていう感じですね。そういう訳で、やっぱり安定性っていうのはすごく重要なんです。

 ちなみにロトサウンドの弦は、特にどういうスタイルの人に合うと思いますか?

 俺はどちらかと言うとギラギラし過ぎない暗めの音が好きなんですけど、そういう音が好きな人は絶対試してみるべきだと思います。まぁ、結局は好みなんですけどね。暗いと言うか、暴れ過ぎない音ですね。もちろんハイがないわけではなくて、制御しやすい音だと思います。ギラつきを出そうと思えば出せるので。

 そういった音を求めているプレイヤーにオススメなのですね。それでは最後に、Nomuraさんにとってロトサウンドの弦はどういう存在でしょうか?

 音を作る上で、弦も欠かせない存在です。実際、弦が変わったら音も変わりますからね。ある意味空気のような…(笑)、なくなったら困る存在ですね。

 高校生の頃から愛用していただいているんですもんね…。本日はお忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました!

●プロフィール

◇Yas Nomura
https://rotosound.jp/players_yasnomura/

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