自分は中に入っている乾燥剤に惚れ込みましたね。こういう信頼性が大事だと思います(RIKIJI)
そうですか。ちなみにお二人とも、弦の張り替え頻度はどれくらいですか?
JOE:以前は1ステージ毎に替えていたけどね。段々“そこまで頻繁に替えなくても良いかなぁ”と、歳と共に思うようになってきた(笑)。最近はまぁパッと鳴らして張りがあるようやったら、そんなに次から次へとは替えてないけど。もう頻繫には替えないですね。
RIKIJI:ロトサウンドに関しては張っているベースをケースから出して、まずアンプで鳴らす前に指で弾いてみて、弦が死んでないようだったら替えないです。ただ、OBLIVION DUSTというバンドについてはリハーサルと本番で替えます。リハで張って、そこからまた替えてもらいます。本番の一発目から新しい音で演りたいので。
リハと本番で替えるんですか…!
RIKIJI:でも、以前使っていたメーカーの弦はパッケージによって当たり外れがあったので、外れを引いた時の一発目の残念さと言うか、賭けが裏目に出ちゃうことがあったんですよね(笑)。
それは残念ですね…! ロトサウンドはその点については大丈夫でしょうか…?
RIKIJI:ロトサウンドではそういう経験はまだないです。
良かったです(笑)。
RIKIJI:ロトサウンドはパッケージの中に乾燥剤が入っていますよね。これがやっぱり素晴らしいです。乾燥剤が入っていることで、錆びないメリットがあると思います。これは絶対オススメなポイントですね。開けた時に“おぉ!”って思いましたもん。
ありがとうございます! さて、ここまでお二人に弦についてたくさん語っていただきましたが、ロトサウンドのベース弦を人にオススメするとしたらどのように勧めますか?
JOE:まぁ好みは人それぞれあるかもしれないけど、とりあえず長持ちするよっていう(笑)。
それは大事なポイントですよね!
JOE:ちょっとオシャレに、かつ弦を長持ちさせたいアナタは今すぐ使った方が良いと思います!って(笑)。
RIKIJI:(笑)。あとは価格帯も昔に比べてすごく手が出しやすくなっているので、高額だった当時の印象が残っている人も、今はお買い得なんじゃないかと思います。試すなら今ですよ。
確かに、当時のイメージがある人にはかなりお買い得かもしれません。
JOE:やっぱり高いイメージあるもん、ロトサウンドって。
RIKIJI:先程JOEさんが、ロトサウンド弦の印象は当時とあまり変わらないと仰っていましたけど、と言うことはクオリティーは変わらず値段が当時から下がっているということだから、昔は手が出せなかった人も今は試せるチャンスなんじゃないでしょうかね。
ありがとうございます。より多くの方に気軽に手に取っていただけるよう、頑張らせてもらっています。
RIKIJI:それと、スラップを多用する人よりはモータウンだったり、R&Bとか黒人ミュージックだったり、あと女性にもすごく合いやすくて、手に馴染みやすい弦じゃないかなと思います。
女性ですか。柔らかめの弦ですもんね。
RIKIJI:今バンドをやっている女性が増えているじゃないですか。女の子にもすごく扱いやすい弦だと思うので、それは結構オススメポイントですね。
JOE:あと、ロトサウンドは種類が多いからね。ゲージ的にも、素材的にも。だから色々な種類を試してみるのには良いんじゃないかなと思います。ジャンル関係なく。
8弦ベース用のラインナップもあるくらいですからね…! それでは最後に、改めてロトサウンドの魅力で締めていただけますと幸いです!
JOE:そうだな…、“昔も今も変わらないサウンドをアナタにも”。
詩的です…!
JOE:パッケージ買いもどうぞ。
パッケージ買いですか?
JOE:ロトサウンドのパッケージって、持っているだけでカッコいい気がするやん。
RIKIJI:そうですね、このユニオンジャックとか。
JOE:基本的にイギリスのこういう感じが好きやから。
ロトサウンドはイギリス製ですからね。他社の弦はアメリカ製が多いので、そこは他社との大きな違いです。
RIKIJI:イギリス製という違いは大きいと思いますね。
JOE:品じゃないけど、“イギリスやな”っていうのは感じます。
RIKIJIさんはいかがでしょう?
RIKIJI:自分は中に入っている乾燥剤に惚れ込みましたね。こういう信頼性が大事だと思います。イギリス製だからパッケージの中に入っている空気もイギリスの空気ですし、それを味わってもらって(笑)。自分はやっぱりイギリスと言えばビートルズのイメージなんですけど、そういうのが好みの人にすごくマッチするんじゃないかなと思います。…でもやっぱりジャケ買いになるのかな(笑)。
ジャケ買いですと、素材や種類が選べませんね(笑)。ではお二人とも、たくさんお話を聞かせてくださりありがとうございました!
●プロフィール
◇“CRAZY” COOL-JOE
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