Talk Session ～ KATARU × 伊藤 毅

ロトサウンドとは良い付き合いがずっとできそうな予感がしているので（KATARU）

　ここまでお二人にはロトサウンドの弦についてたくさん話していただきましたが、そんなロトサウンドのベース弦を人にオススメするとしたらどのように勧めますか？

伊藤：KATARUくんはすごくライブをやるミュージシャンなので、僕は敢えてDTMをやっている人に勧めます。先程も言いましたけど、レコーディングして2、3日ぐらいだったらベースの音を部分的に差し替えても大丈夫なくらい劣化しないのと、これはライブ派の人にも良いんですけど、張ってすぐにチューニングが安定するんですよ。何回か伸ばしたらすぐに行けます。あとは、結構ベース弦って高価じゃないですか。劣化しない＝長持ちではないので、ロトサウンドの弦も劣化と言うか変化はしていくんですけど、それがなだらかなんです。3ヶ月後にベースを差し替えるとかでなければ、全然張りっ放しでも大丈夫です。KATARUくんみたいにピック弾きでギンッと歪ませるんだったら張り替えてすぐの音が良いし、2フィンガーで落ち着いた感じでやるんだったら1ヶ月ぐらい張りっ放しにしておいても良いし、それでも全然使えます。今は昔と比べて製品の精度も上がっているんでしょうね。敢えて僕はDTMユーザー、もしくは家ベース・ユーザーにオススメします。あとは女子にも勧められますね。

　女子ですか！　意外です。

伊藤：弾きやすいですよ、ロトサウンド。ゲージにもよりますけど、テンションがそんなにキツくないので。それでいて、低音が足りないとかそういうことも一切ないです。あとはパッケージも可愛いので（笑）。RS66LDはオレンジ色だから。良いと思いますよ。

　KATARUさんはいかがですか？

KATARU：僕はやっぱりライブをやっている人達に勧めたいですね。Ultramagはちょっと高価なんですけど、持ちが良いので。僕みたいに手汗がすごい人にも、大丈夫ですよってオススメします（笑）。ライブにオススメです。

伊藤：ライブ派にもオススメできるって良いですよね。

　ありがとうございます！　では最後に、改めてロトサウンドの魅力をお願いします。

KATARU：そうですね…僕はまだロトサウンド・ユーザーになってから日が浅いんですけど、ただ初対面でバッチリ“俺たち相性良いぜ！”っていう感じで入っているので、これから育てていきたいと思います、僕たちの関係を（笑）。ロトサウンドとは良い付き合いがずっとできそうな予感がしているので。

伊藤：これは僕がロトサウンドのWebサイト用に寄せた言葉なんですけど、“いい感じでギラっとしてるのに、派手すぎず、地味すぎず、丈夫で長持ち、そしてなにより代わりがいない、そんな人に私もなりたいものです”。

　伊藤さんからホームページに寄せていただいたコメント、そのまんまですね（笑）！

伊藤：本当にその通りなので（笑）。ロトサウンドのように代わりがいない、そんな人に私もなってみたいものでございます…。

KATARU：そんな、60前の僕たち（笑）。

　そんなお二人、最高です！　この度はお忙しいところ、貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました！