eCAM サドル・テクノロジー

「エレクトリック・ギターやベースを語る上で、最も大切なことはトーンです。より良いトーン、サスティーン、そして、イントネーションなど、その全てをライトウェイトな設計で実現しました。これがまさにフルコンタクト・ハードウェアです。」

Jeff Babicz

フルコンタクト・ハードウェアは、ジェフ・バビッツによる特許出願中のeCAM(イーカム)サドルを使用した革新的なギター、ベース用のブリッジです。

既に殆どのギタリストがジェフ・バビッツによる革新的なギターブランド、バビッツ・ギター・カンパニーをご存知だと思います。
ジェフ・バビッツとジェフ・カラノの経験豊富な二人によって2003年にバビッツは設立されました。
80年代から90年代の初めまで、二人はスタインバーガーに在籍し、グローバルな音楽業界の中で大きな役割を担っていました。
しかし、ジェフがバビッツ・ギター・カンパニーを始める前に、新しいブリッジの構想を温めていたことはあまり知られていません。

「私は、ブリッジ・サドルの問題に頭を悩ましていました。演奏からくる振動によって、サドルのネジが緩んでしまいボディに対する弦振動を妨げてしまうのです。そこには明らかなトーンのロスがありました。好みの弦高を保ちつつ、弦振動を直接ボディへ伝える方法について常々考えていました。」

フルコンタクト・ハードウェアの初めてのプロトタイプは、ジェフ・カラノのジャズ・ベースに取り付けました。
ボディに密着したサドル・デザインによってサスティーンとトーンが向上し、サウンドを別の次元へと導きました。

バビッツはアコースティックギターの製作をしながら、フルコンタクト・ハードウェア・ブリッジの研究を続け、試行錯誤の結果ついに2008年には特許出願中のeCAMサドルを採用したフルコンタクト・ハードウェアを発表しました。
サドルとボディの隙間を埋めることにより、トーンを飛躍的に向上させることに成功しました。
サドルとボディの接触面積は、通常のサドルの約50倍となっています。

フルコンタクト・ハードウェアのシステムは、ボディと弦の振動がフルに“コンタクト”することによって弦振動の伝達を最大限にボディに伝えることを目的としています。
そして、さらに驚くことに、正確なイントネーションと綿密なセッティングを可能にしています。
ブリッジ・サドルの高さを上げても、サドルとボディの隙間がなく密着した状態を維持します。
ブリッジ・サドルの上下の調整には一般的なサドルで採用されているようなイモネジを使用しないことで、サドルのズレやブレなどの問題を解消しています。
また、eCAMサドル部分にはロック機構を装備することで、スラップなどの激しいプレイに対してもセッティングを維持します。
もちろん正確なオクターブ・チューニングも可能です。